2012年8月5日、ロンドン五輪体操男子・個人種目別床運動の決勝で、日本のエース・内村航平と対決する中国のイケメン選手がいる。前回の北京覇者・鄒凱（ゾウ・カイ）選手である。

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1988年、四川省瀘州市生まれの24歳。病弱だった幼少時、身体を鍛えさせるために両親が勧めたのが体操だった。2002年より国家代表チームに所属し、2008年の北京五輪で金メダル三冠（団体総合・個人種目別鉄棒・個人種目別床運動）に輝く。中国チームにとって弱点である鉄棒と床運動を得意とする。彼の加入によって、中国は団体としてもおおいに補強されたわけだ。身長157センチ、体重47キロとかなり小柄だが、“鄒大胆”とのニックネームがつくほど恐れを知らない性格だという。

趣味は歌うことで、長年交際している恋人と五輪後に結婚する可能性も報じられている。お相手の周捷（ジョウ・ジエ）さんは新体操の元中国代表。身長は鄒選手より6センチ高く、ハイヒールを好んで履くため、その点だけが彼を悩ませているという。

今大会でもすでに団体総合で金メダルを獲得済み。5日夜（日本時間）に行われる種目別床運動では、前回大会に続く二連覇をかけて内村選手と激突することになる。(翻訳・編集/愛玉)