女子学生だけの就職説明会にちゃっかり男子学生が“侵入”―北京市

2007年3月7日、北京市の地鉄集団大院において女子学生専門の就職説明会が開かれ、開場からわずか1時間半で4000人余りもの女子学生が来場した。

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この女子学生専門の就職説明会は今年で3年目。北京市人事局卒業生就業サービスセンターの責任者・宋双印（ソン・シュアンイン）は今後も女子学生専門の就職説明会を開催し続けると明言した。入り口では、関係者が厳しいチェックを行い、男子学生が入場しようとするのを見つけるやいなやすぐに追い出していた。

ところが、記者はある自動車部品販売メーカーのブースで、女子学生の人混みに押しつぶされそうになっている青い運動服を着た男子学生を見つけた。記者のインタビューに、北京工商大学の楊声振（ヤン・シェンジェン）は「学校でこの就職説明会を知ったから来た。女子学生専門と言っても、男子が絶対に入れないとは思わなかったし、営業など自分に向いている職種を見つけたため、やって来た」と答えた。彼はすでに2通の履歴書を企業に渡したという。

関係者は「就職説明会が終わる午後2時までに来場者が5500人を超えるのは確実です」と喜んでいた。（翻訳・高口康太/編集・佐々木康弘）