Record China 2012年7月31日(火) 15時34分
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30日、ロンドン五輪体操男子団体総合決勝が行われ、日本代表は銀メダルを獲得した。お隣の“体操王国”中国は、最大のライバルである日本の動向についてかなり注視しているようだ。写真は中国の未来の体操選手たち。
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2012年7月30日、ロンドン五輪体操男子団体総合決勝が行われ、日本代表は銀メダルを獲得した。これは、内村航平によるあん馬の演技に関して、技の難易度認定を見直したことによる結果だ。結果、275.997点の中国に続き、271.952点で4位から2位に浮上することとなった。しかし、試合後に内村は「メダルはうれしいが、自分としては4位でも2位でも変わらない」といった内容の発言をしている。
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お隣の“体操王国”中国は、最大のライバルである日本の動向についてかなり注視しているようだ。“中国版ツイッター”と呼ばれる簡易投稿サイトでは「内村」との検索キーワードで8万3000件超の投稿数が確認されている(31日午後1時現在。ただし、内村航平に関する投稿の検索結果とは限定できない)。今回の試合結果についてはさまざまな意見が乱れ飛んでいるが、内村がかの国でもスターアスリート扱いである事実は変わらない。以下、その代表的な声。
「内村はいいことを言った。日本代表団の申し立ては成功したようだが、『4位でも2位でも変わらない』とはね。日本の体操界はキミと加藤にかかっている」
「内村があん馬から落下したと思った瞬間にテレビを消してしまったよ……自分自身に敗北するということは、(周囲の評価がどうであれ)輝かしい結果とは言えない。今後の試合でぜひ力を証明してくれたまえ、内村君よ!」
日本の銀メダルを支持する声は以下のようなもの。
「メダルのためなら申し立てをするのは正常な行為」
「内村は次回の五輪出場はないかもしれないから、全力でがんばってほしい!」
「日本はなんといってもやはり体操強国だな」
「前向きな気持ちがいちばん大事。実力はあるのだから、あとはメンタルの問題。全力で復活してこい!私は彼を信じている!プレッシャーは大きく、ミスは逃れ得ないが、負けるわけにはいかないのだ!」
「内村のあん馬演技の最後、現場の観衆が騒いだんじゃないの?それで落ちたんだよ」
再判定を評価しない声は以下のようなもの。
「彼らが表彰台に上った時、観覧席からかすかにブーイングが聞こえたようだった。日本人選手らの表情は少しもうれしそうではなかった。ここまでしてメダルを獲りたいとは。犬のようにメダルをかすめ取って、ウクライナが気の毒だ(※ウクライナは繰り下げ4位に転じている)」
「試合結果が覆ったと聞いて映像をひとつひとつ見直したけれど、日本の選手は安定性にかけ、いくつかは明らかなミスを犯していた。もちろん、内村のミスは小さくないものだった。それでも銀メダル。これでも意味があるのかな?」
「内村は確かにすごいよ。それでも、英国を僅差で上回った程度。以前の日本こそ、中国と金を争うほどの実力をもっていたのだが」(翻訳・編集/愛玉)
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