Record China 2018年8月12日(日) 12時30分
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11日、トランプ米大統領がプライベートな夕食会で「中国人留学生は全員スパイ」と受け取られる発言をしたと報じられ、米国の多くの中国系市民から不満の声が出たことを受け、米国務省がコメントを発表した。写真は米国務省。
2018年8月11日、中国新聞網は、トランプ米大統領がプライベートな夕食会で「中国人留学生は全員スパイ」と受け取られる発言をしたと報じられ、米国の多くの中国系市民から不満の声が出たことを受け、米国務省がコメントを発表したと報じた。
米政治ニュースサイト「ポリティコ(Politico)」は、トランプ大統領が大企業の責任者らとともにした7日の夕食会で、具体的な国名は挙げずに「この国から来た留学生は誰もがスパイのようだ」と発言したとし、「夕食会の出席者は中国を指しているとの認識を持った」などと報じていた。
中国新聞網によると、この報道を受け、オバマ前政権で閣議担当官を務めたクリス・ルー氏やジュディー・チュー下院議員らがSNS上で相次いで不満を表明したほか、米国華人聯合会(UCA)も9日の声明で「孤立主義や偏執病は自滅的な行動だ」と懸念を表明した。
これに対し、米国務省のノーアート報道官は9日、「この記事を読んでいないため、この話題について議論すべきではない」と断った上で、「中国から多くの学生が米国に来て学んでおり、われわれはこの分野で中国政府と確かな関係を築いている。われわれは中国人留学生を歓迎している」とコメントした。(翻訳・編集/柳川)
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