Record China 2018年8月10日(金) 17時40分
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10日、韓国・ソウル経済によると、車両の火災事故が相次いでいるBMWコリアがリコールを実施する中、リコール対象でない車両でも火災が発生した。写真はソウル。
2018年8月10日、韓国・ソウル経済によると、車両の火災事故が相次いでいるBMWコリアがリコールを実施する中、リコール対象でない車両でも火災が発生した。
9日午前7時50分ごろ、慶尚南道泗川市の高速道路を走行中のBMW730Ldで火災が発生した。運転手はボンネットから煙が上がるのを発見した後、すぐに近くのパーキングエリアに車を停めて避難したため、幸いけがはなかった。火は駆け付けた消防により消し止められたが、車は全焼したという。
BMWが先月27日に発表したリコール計画には、730Ldも含まれていたが、製造年月日が2012年7月2日から2015年1月28日(1010台)のものに限定された。今回火災が発生した車両は2011年に製造されたため、リコール対象ではなかったという。なおBMWが主張している火災原因は、ディーゼルエンジンの「排気ガス再循環装置(EGR)」の欠陥だ。
また同日は、午前8時50分ごろにも、京畿道義王市の高速道路を走行中のBMW320dで火災が発生した。これにより、韓国で今年に入って火災が発生したBMW車両は36台となった。今月では8台目となる。
BMW所有者らの不安が高まっていることを受け、国土交通部は独自に事故原因を調査するため、民間合同調査チームを発足させたという。
これを受け、韓国のネットユーザーの間でも「このままでは韓国が火の海になってしまう」「最近は道でBMW車を見るとヒヤッとする。運転手にとっても相当なストレスだろう」「みんなBMWとはかなりの距離を保って運転している」「2011年の車?なぜ7年経った今、火災が発生する?」など不安の声が高まっている。
また「韓国で記録的な猛暑が続いていることと関連があるのでは?」「韓国国民はこういう事態があっても、BMWが割引セールをすればすぐに飛びつく。それが現実で、BMWが韓国国民を甘く見る理由だ」と指摘する声や、「ここまで来たら災害と言える。販売や輸入を中止し、BMW会長と聴聞会を行うべきだ」「韓国政府は国民の命と財産を守るため、厳しい対策を用意するべき」と主張する声も見られた。(翻訳・編集/堂本)
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