Record China 2018年8月10日(金) 1時0分
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7日、上観新聞は、なぜ日本人はすぐに「すみません」と言うかについて分析した英BBCの記事について紹介した。資料写真。
2018年8月7日、上観新聞は、なぜ日本人はすぐに「すみません」と言うかについて分析した英BBCの記事について紹介した。
記事は、「日本の謝罪の方法は非常に多くあり、少なくとも20種類の方法がある」と紹介。「『ごめんなさい』はより正式な謝罪であるが、最もよく聞かれるのは『すみません』で、英語の『Excuse me』に相当する。出入り口やタクシー、商店やレストランなど、どこでも聞くことができ、これと比べると『ありがとう』はあまり聞かれない。そのため、日本人はどんな場面でも謝る傾向があるのではないかと思われる」と伝えた。
しかし、日本航空に勤めて15年になり、コーネル大学で日本語の学位を有するLaurie Inokum氏は「決してそうではない」と否定。例えば「『すみません』が『ありがとう』にとって代わるとは限らず、実際には『すみません』の中に『ありがとう』の意味が含まれている」と論じた。その上で「『すみません』という単語には謝罪の意味は10%ほどしかなく、90%は尊重、礼儀、誠実さを表すもので、誰かが何かをしてくれた時に使うのだ」とし、「相手に面倒を掛けてしまったと謙遜する意味が含まれており、感謝の意味も含むかどうかは状況によって判断するものだ」と分析しているという。
記事は最後に、「日本における(すみませんという)謝罪は、何でも解決する一種の妙薬のようなもので、複雑な単語となった。この単語は日本文化を映す鏡だ。『すみません』は、礼儀、尊重、誠実さが融合した複雑な窓で、込み合った島国で生活する現実を説明するものであり、自分が希望する方法で相手に接するという原則を堅持しているのだ」と論じた。(翻訳・編集/山中)
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