2012年7月25日、台湾の歌手で女優のレイニー・ヤン（楊丞琳）が、ショートフィルム風の最新曲MVを発表した。聯合報が伝えた。

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娯楽性と豪華さをアップし、ショートフィルム風に制作されるMVが、台湾で最近の流行になっている。来月17日にニューアルバム「想幸福的人」をリリースするレイニーだが、このほど撮影した収録曲「忘了」のMVは、やはりショートフィルム風。昨年の台北映画祭で、最優秀監督賞を受賞した陳宏一（チェン・ホンイー）を迎え、300万台湾ドル（約780万円）の制作費を注ぎこんだゴージャスなものだ。

失恋から立ち直るプロセスを描いた「忘了」のMVだが、脚本はなく、チェン監督の感性に頼ったもの。画面にはのこぎりやセメントなど、失恋を忘れるための強烈な武器が登場し、レイニーも「一度見たら忘れられないMVになった」と、完成度に自信を見せている。（翻訳・編集/Mathilda）