<中華ボイス>物を大切にしない中国人、取り壊しや盗掘で文化財を破壊―中国ネットユーザー

Record China    2012年7月30日(月) 8時50分

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中国では昨今無知な開発による文化遺産の取り壊しや、利己心の赴くままに歴史的価値を考えず貴重な遺跡を盗掘する者が横行している。写真は取り壊しの危機にさらされていた、中国の近代文学を代表する作家・魯迅(ろじん)の旧居。

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中国では昨今無知な開発による文化遺産の取り壊しや、利己心の赴くままに歴史的価値を考えず貴重な遺跡を盗掘する者が横行している。2009年に実施された「第3回全国文化財調査」では、中国で過去30年に消失した4万点を超える移動不可能な文化財のうち、半数以上は建築・土木工事の最中に壊されていたことが分かっている。さらに、調査報告によると、文化財の窃盗、盗掘、闇取引などの犯罪行為は一向になくならず、その手口も巧妙化している。

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2012年7月24日、中国のネットユーザーは中国の歴史について、「中国の長い歴史が墓の盗掘史ともいえるほどに、中国人は物を大切にしない。古代では王朝が変わるたびに前王朝の物を破壊していた。中国人はいつも米国を歴史がないとばかにしているが、米国は至るところに100年以上の歴史的建築物があり、きれいに保存されている。しかし悠久の歴史を持つ中国で100年以上の建築物を探すのは非常に困難である」と自身のマイクロブログに意見を掲載した。(翻訳・編集/内山)

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