<中華ボイス>脆弱な排水システム、ネズミしか通れない狭い下水道―中国ネットユーザー

Record China    2012年7月24日(火) 14時57分

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中国では近年、地下道の脆弱な排水システムにより、全国各地で冠水被害が確認され、急激に現代化を進める中国の都市建設の欠点が浮き彫りとなっている。写真は冠水する北京市。

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中国では近年、地下道の脆弱な排水システムにより、全国各地で冠水被害が確認され、急激に現代化を進める中国の都市建設の欠点が浮き彫りとなっている。そんな中で11年7月、山東省青島市で最大200mmの豪雨が確認されたが、冠水被害は出なかった。というのも、青島市の排水システムの基礎を完成させたのは19世紀末にこの地を租借していたドイツ人で、皮肉にも両国の技術の差が明らかになった。

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2012年7月24日、中国のネットユーザーは中国の下水道について、「中国は1953〜57年にかけ、ロシア(旧ソ連)モデルを導入し、都市建設を行った。下水道建設もロシアモデルをもとに行われたが、そもそもロシアは寒冷地域で大部分の都市は雨があまり降らない。しかし中国、特に南方は雨が多く降り、ロシアモデルの都市建設はマッチしない。それに対し、欧米や日本は自国の気候に合わせた下水道建設を行っており、下水道は車が走れるほど広く作られている。一方、中国の下水道はせいぜいネズミが走れるほどの広さしかない」と自身のマイクロブログに意見を掲載した。(翻訳・編集/内山)

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