激務が続く女性警官、ヨガでリラックス！―河南省鄭州市

2007年3月6日午前、河南省鄭州市の交通警官第9大隊の会議室で、十数人の女性警官がヨガのトレーニングを受けていた。

【その他の写真】

警察内でヨガトレーニングが行われるのは珍しいことだ。そのいきさつを聞くと、中国正月の帰省ラッシュ警備で激務が続いた警官たちは、さらに休みなく20日以上の連続出勤をする過酷な状況だったという。2006年には交通警官の1人が、勤務中に過労死した緊急事態も起きている。そこで交通管理局は、警官たちのストレスを取り除き、心身ともに健康な状態で業務に取り組める環境作りを検討したそうだ。その結果、女性警官を対象に、ヨガトレーニングの導入を決定。この日はインド人講師による、特別講義が行なわれた。女性警官たちはヨガをすることで、リラックス感を味わったようだ。（編集・饒波貴子）