正恩氏が“功臣”李氏を解任したのは「主君を裏切った罪」、脱北者が証言―韓国メディア

Record China    2012年7月19日(木) 21時25分

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19日、北朝鮮の金正恩・第1書記の側近中の側近とみられていた李英浩・朝鮮人民軍総参謀長が全役職を解かれた理由について、病気ではなく「主君を裏切った罪」だと韓国メディアが報じた。写真は李氏の履歴に関する解説。

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2012年7月19日、韓国・聯合ニュースは、北朝鮮金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の側近中の側近とみられていた李英浩(リ・ヨンホ)朝鮮人民軍総参謀長が全役職を解かれた理由について、病気ではなく「主君を裏切った罪」だと報じた。シンガポール華字紙・聯合早報が伝えた。

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記事が脱北者の証言をもとに伝えたところによると、正恩氏がタンカー部隊を視察した際、李氏が栄養不良で衰弱した兵士を隔離し、実情を隠そうとしたことが正恩氏の逆鱗に触れた。腹を立てた正恩氏はその場で随行していた李氏を叱責したほか、中国から大量の食糧と豚肉を輸入し、兵士の待遇を改善するよう指示したという。

この脱北者は、平壌付近の軍隊に所属する息子との電話の際に聞いた話だとしている。正恩氏の叔母の夫である張成沢(チャン・ソンテク)国防委副委員長と崔竜海(チェ・リョンヘ)人民軍総政治局長が今年1月から、李氏の「裏切り」に関する調査を行っていたという。(翻訳・編集/NN)

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