食品安全性1位は米国、中国は39位―英調査機関

Record China    2012年7月13日(金) 21時9分

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10日、エコノミスト・インテリジェンス・ユニットが世界各国の食品安全性に関する調査報告書を発表。食品安全性が最も高いのは米国、デンマーク、ノルウェー、フランスで、中国は39位だった。写真は南京のレストラン。

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2012年7月11日、米華字メディア・多維新聞によると、英経済紙エコノミストの調査部門であるエコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)は10日、世界105カ国の食品安全性に関する調査報告書「グローバル・フード・セキュリティー・インデックス」を発表した。

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報告書によると、食品安全性が最も高いのは米国デンマークノルウェー、フランス。安全性が高い理由として、供給が安定していること、国民収入が高いこと、食品の生産開発に積極的であることなどが挙げられている。安全性が低いのは、エチオピア、ルワンダ、ナイジェリア、モザンビークなど主にサハラ砂漠以南のアフリカ諸国が多く、最も低い国はコンゴ民主共和国という結果となった。

近年食品安全性で不祥事がたびたび起きている中国は、この調査では39位。食品安全ネットワークプロジェクトの存在や農業生産の安定性、栄養基準が比較的高いことなどが評価された。しかし同時に、農業開発への支出が少ないことや1人当たりGDPの低さ、食生活の多様性が低いこと、政治面での不確定要素なども指摘されている。(翻訳・編集/岡田)

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