2012年7月6日、チャイナデイリーによると、鉄道車両大手・中国南車集団（CSR）の趙小剛（ジャオ・シャオガン）会長は欧州の財政危機が海外における中国企業のM＆A（合併・買収）の可能性を提供していると指摘した。

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趙会長は、欧州企業は現在資金難に陥っており、このことが中国企業にM＆Aの可能性をもたらしているとし、「南車集団自身もM＆Aの対象企業に接触し、検討している」と語った。

しかし、M＆Aの実施には適切な価格と対象企業が良好な価値を持っていることの2つの条件を同時に満たすことが必要であり、現在、価格は比較的適切な状況だが、欧州危機の底がはっきり見えないため、企業の価値が確定できない。そのため、現在は必ずしも最適な時期ではないと認識しているという。（翻訳・編集/HA）