Record China 2018年7月22日(日) 12時0分
拡大
21日、「サンマが日本人の口に入りづらくなったのは“中国の福山雅治”のせい」という日本の情報番組で紹介された説が、中国や台湾の人々を驚かせ、あきれさせている。写真はジェイ・チョウ。
(1 / 6 枚)
2018年7月21日、「サンマが日本人の口に入りづらくなったのは“中国の福山雅治”のせい」という日本の情報番組で紹介された説が、中国や台湾の人々を驚かせ、あきれさせている。東森新聞網が伝えた。
【その他の写真】
話題の発端となったのは、テレビ朝日の情報番組「モーニングショー」でこのほど紹介された、日本人が大好きなサンマの漁獲高減少と価格高騰や、それにまつわる“原因”の究明だった。番組では近年、中国や台湾の漁船が大量に捕獲していることを紹介し、その重要な原因について台湾出身の人気ミュージシャン、ジェイ・チョウ(周杰倫)の楽曲が引き金になったとしている。
ジェイ・チョウが2004年にリリースした「七里香」には、「秋刀魚的滋味(サンマの味)」という歌詞が登場する。番組では、この人気曲で初めて耳にした「サンマ」に人々が興味を持ったことで、売上が大きく伸びたと紹介している。
これらジェイ・チョウとサンマに関する分析が、中国や台湾のネットユーザーを驚かせ、あきれさせている。まずジェイ・チョウが番組で「中国の福山雅治」と紹介された点についてネットユーザーからは、「ジェイは確かにカッコいいが、イケメン枠ではない」「音楽・ファッション・カリスマ性、あらゆる要素から総合的にカッコいいのであって、顔がどうこうという話ではない」「ジェイは台湾人。そんなことさえ調査できない番組ってド素人が作ってるの?」などといった声が上がっている。
「七里香」の歌詞は、ジェイ・チョウとタッグを組んで数々の名曲を世に送り出している作詞家、ヴィンセント・ファン(方文山)がつけたもの。問題の「秋刀魚的滋味」については、映画監督・小津安二郎の最後の一作となった「秋刀魚の味」から発想を得たことを、過去にヴィンセント・ファン自身がインタビューで語っている。
番組で紹介された一連の驚くべき内容に対してネット上では、「確かに“サンマ”という魚はこの歌で初めて知った。でも、ブームのきっかけなんて誰が言い出したのか逆に知りたい」「ブームと呼ぶにしては、もう14年も前の曲。完全にこじつけだね」「日本でよく“ありがとう台湾”なんて言ってるけど、実際は台湾への知識なんてこの程度。しかも間違いだらけだ」などといった手厳しい意見も寄せられている。(翻訳・編集/Mathilda)
この記事のコメントを見る
Record China
2017/8/30
2017/12/19
2018/1/9
2018/4/3
2018/7/6
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら
業務提携
Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る