北京大学の学長には副学長5人以外に補佐11人、「国務大臣よりすごい」―中国紙

Record China    2012年7月5日(木) 6時23分

拡大

4日、中国の名門・北京大学の学長には11人ものアシスタントがついていることが同学の公式サイトから判明し、「国務大臣クラスよりすごい」と話題になっている。写真は北京大学。

(1 / 4 枚)

2012年7月4日、中国の名門・北京大学の学長には11人ものアシスタントがついていることが同学の公式サイトから判明し、「国務大臣クラスよりすごい」と話題になっている。広州日報の報道。

その他の写真

北京大学の学長室(大学指導部機構)には副学長が5人、学長補佐が11人など、合計27人が配置されている(うち2人は兼任)。これは大学の公式サイトにも明記されていることであるが、では、中国の国務大臣(中国では、中国国務院下の各部部長)と比較するとどうなのだろうか?中国中央人民政府のサイトを参照すると、商務部と財政部部長にはついている補佐4人が最多となっている。同じく、最高学府のひとつ・清華大学の学長室には23人、中国人民大学の学長室には16人が置かれている。

これについて、教育学者の熊丙奇(シオン・ビンチー)氏は「いずれにしてもこれは多すぎる」とコメント。海外の高等教育機関では学長クラスにつけるアシスタントの人数は一般的に3〜4人だと紹介し、高等教育機関の官僚化が、限りある教育人材資源を無駄遣いしていると指摘した。教育者が教育そのものではなく、学内政治にかかりきりになると、教育制度改革の足かせになると憂慮している。(翻訳・編集/愛玉)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携