中国空軍は18日夜、自国開発のJ－20（殲－20）ステルス戦闘機が夜間に飛行する動画を、微博（ウェイボ―、中国版ツイッター）の公式アカウントを通じて公開した。J－20の夜間訓練の様子が発表されるのは初めて。

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中国軍機関紙である解放軍報系のニュースサイトである中国軍網は、ほぼ同時に「空軍は多種類の軍用機で夜間戦闘の訓練、システム的な勝利の能力を鍛える」と題する記事を掲載。最近になり実施した訓練では、日暮れ直後に早期警戒機、偵察機、電子戦機、戦闘機など多くの種類の軍用機を中国北西部にある複数の空軍基地から発進させ、指定された空域で複雑な夜間戦の対抗訓練を全面的に展開したと紹介した。

同記事によると、空軍はすでに、複数の機種を飛ばす夜間訓練を常態化している。戦闘機ではJ－20、J－16、J－10Cが夜間訓練を繰り返すことで「新たな質の戦闘力」を獲得しつつあるという。また、H－6K（轟－6K）爆撃機の夜間緊急出動訓練も行っているという。（翻訳・編集/如月隼人）