「繁華街にあるスーパーでも…」、中国人が京都で不便な体験

Record China    2018年7月17日(火) 13時20分

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12日、著名コラムニストの五岳散人氏が、中国版ツイッター・微博で「中国と世界の決済事情」について語り、話題になっている。写真は京都の町。

2018年7月12日、著名コラムニストの五岳散人氏が、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で「中国と世界の決済事情」について語り、話題になっている。

同氏は、「中国に帰国する度に一番痛快に思うのは、我が国のスマホ決済システム。スマホさえあればどこでも行ける。これに関してはどの国にも負けない便利さだ」とし、日本について、「スマホ決済どころかクレジットカードさえ使えないところもある。受けつけるのは現金だけ。私がいつも買い物するスーパーがまさにこれで、決して田舎の辺ぴなところにあるスーパーではなくて、京都の繁華街にあるスーパーなんだけどね」と語った。

これ以外にも、ヨーロッパへ行く前にユーロに両替した際、高額紙幣で渡され使用に窮した経験や、以前主流だったインプリンターという機械(通信システムを使わずに、クレジットカード番号を転写する器具)を使ったクレジットカード決済の体験などを紹介。トラベラーズチェックについては、「さらに面倒くさい。アメリカでしか使ったことがないが、使うたびに本当に骨が折れた。今じゃほとんど使われていないみたいだけど」と評している。

同氏は最後に、「心から言う。中国のスマホ決済は素晴らしい。中国政府が安全を管理する以外、過度に干渉しないことを願うよ」と締めくくっている。

これに対して共感する声が多く、「確かに出掛ける時に現金を持たなくなったな」「本当にね。なんで海外ではスマホ決済があまり発展しないのか不思議。消費に対する考え方が違うのか?」「スマホ決済は別に最先端の科学技術を使うようなすごいものじゃないよね。なんでアメリカとかでもっと普及しないんだろう」という素朴な疑問の声が上がった。アメリカで普及しない理由として「銀行が協力しないからだよ!。自分たちの商売の邪魔になるんだろう」という分析も。

また、「重要なのはやはり(政府が)干渉しないこと」「やはり民間企業がすごいということだ。市場を開放して、規制を緩和することこそが中国にとっての幸福」といった意見も散見される。

この他、「我々はプライバシーと引き換えに便利さを手に入れたのだ!」など、スマホ決済により個人のさまざまなデータが収集されている負の側面に触れ、スマホ決済に対する手放しの礼賛に懐疑的な声もあった。(翻訳・編集/中野)

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