北京の肺がん発病率上昇、「スモッグとは関連性薄い」と専門家=中国ネットは信用せず「いっそ健康に良いと言えば?」

Record China    2018年7月15日(日) 8時0分

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12日、新京報は北京市の肺がん発病率の上昇とスモッグとは関連性が薄いとの専門家の見方を伝えた。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。写真は北京市。

2018年7月12日、新京報は「北京市の肺がん発病率の上昇とスモッグとは関連性が薄い」との専門家の見方を伝えた。

記事は、「スモッグが頻発する時期になると、スモッグによってがんを引き起こすのではないかと心配になる」とし、11日に発表された「北京市2017年健康白書」を紹介。それによると、07年から16年の間に、全市の肺がん発病率は10万分の55から10万分の70前後にまで上昇した。しかし、北京市腫瘍防治研究所の王寧(ワン・ニン)副処長は、これまでの検査結果を基に、「受動喫煙、室内装飾の汚染などが肺がん発生率との関連性が強く、スモッグとの関連性は比較的薄い」との見方を示した。

これに対し、中国のネットユーザーからは「そうですか。ではなぜスモッグ対策をするのですか?」「つまりこの専門家は、がんを発症したら自己反省しろと言っているのだな」「黙っててくれないか」などの批判が多く寄せられた。

また、「もういっそスモッグは健康に良いとでも言えば?」「うむ、確かにスモッグは健康に良い。私は北京に来てからたばこもやめて、毎日スモッグを吸って生活している。私はスモッグが大好きだ」と皮肉を込めたコメントや、「喫煙とも関係はないんだ」「喫煙者は大丈夫。なぜなら納税のお得意様だから」といった声も寄せられている。(翻訳・編集/山中)

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