Record China 2012年6月27日(水) 17時53分
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26日、上海市内を走る地下鉄で、ドアに足をはさまれた乗客に対して運転士が車内放送を通じて罵倒した騒動について、地下鉄運営会社が謝罪声明を発表した。写真は上海の地下鉄。
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2012年6月26日、上海市内を走る地下鉄で、ドアに足をはさまれた乗客に対して運転士が車内放送を通じて罵倒した騒動について、地下鉄運営会社が謝罪声明を発表した。東方ネットの報道。
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22日夜、上海市内の地下鉄4号線車内で事件は起こった。居合わせた乗客によると、乗降口付近に立っていたある男性の乗客が、何かをドアに挟まれたようだ。一度閉まったドアが再び開いた。かと思うと、車内には運転士によるアナウンスが。「X号車の赤い服を着たお客さん、あなたの頭は大丈夫ですか?ドアに足をはさまないでください、あなた1人のせいで発車できなくなっています。もし業務中でなければお前をひっぱたいてやりたい。親が入院でもしてるのか?そんなに急いでどこへ行く?」
車内の乗客はあっけにとられ、その“赤い服の乗客”を目で追った。一部の乗客からは「何も車内放送で乗客を罵るとは、やりすぎではないか」との声が挙がっていたという。
騒動を受けて地下鉄運営会社は26日付で声明を発表。運転手の不適切な発言を事実と認め、これを厳罰に処するとした。また、一般利用客に深い謝罪の意を表すとともに、「不慮の事故を防ぐためにも、発車ブザーが鳴った際には無理な上下車は慎んでください」と、安全を呼びかけた。
事件についてインターネット上では、運転士を支持する声を非難する声が入り混じった。「こういう迷惑な乗客は尽きないものだ。誰かがビシッと言ってやらないと」「運転士は地下鉄のイメージを担っている。乗客を罵るとはいかがなものか」という意見や、「乗客を注意するそのやり方に問題があった」という声が聞かれた。(翻訳・編集/愛玉)
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