160年前沈没の遠洋貿易船からスペイン銀貨、陶磁器など500点余を発掘―浙江省寧波市

Record China    2012年6月27日(水) 16時11分

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25日、中国・浙江省寧波市象山県の漁山列島付近に沈んでいる、沈没船の「小白礁1号」から青花磁器や寧波市特産の梅園石、そしてスペインの銀貨や錫製の箱が見つかった。写真は「小白礁1号」から見つかった器。

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2012年6月25日、中国・浙江省寧波市象山県の漁山列島付近に沈んでいる、沈没船の「小白礁1号」から青花磁器や寧波市特産の梅園石、そしてスペインの銀貨や錫製の箱が見つかった。中国新聞ネットが伝えた。

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同沈没船は2008年に発見され、160年前に沈んだ中規模の遠洋貿易船だと考えられている。発掘は2012年の6月4日に正式に開始され、現在までに陶磁器や銅・錫・石・木製の器など500点あまりが見つかっている。中にはスペインの銀貨や錫製の箱など貴重なものもあった。発掘作業は引き続き行われており、さらに貴重なものが見つかる可能性もある。

また、船の上層部こそ海水の浸食がひどかったが、竜骨や下層部の主要構造材の保存状態はよく、復元できる可能性が高いという。(翻訳・編集/内山)

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