中国スーパーリーグと欧州選手権の違いから見るレベル差―中国メディア

Record China    2012年6月21日(木) 8時29分

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18日、中国メディアは中国スーパーリーグと欧州選手権の違いから見るサッカーのレベル差を分析した。写真は中国スーパーリーグ上海対大連。

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2012年6月18日、人民網日本語版によると、明け方に観た欧州選手権の余韻を残したまま、その日の夕方に中国スーパーリーグの試合を観戦した。北京工人体育場の入口に着いたとたん、連れの友人が冗談めかして、「欧州選手権を見たあとに、果たして中国スーパーリーグを見る価値はあるのかな?」と言った。徹夜して欧州選手権を観たサッカーファンの多くは、同じような感想を持ったに違いない。両者の間にはそれほど大きな開きがあるのだ。

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中国スーパーリーグと欧州選手権について、技術面と意識面から見た大きな違いは、以下の3点に絞られる。

(1)サッカーコートでの時空間の違い

欧州選手権は中国スーパーリーグに比べ、ボールをキープしている選手がボールを処理する空間・時間ともに短い。彼らは一瞬の躊躇もすることなく、瞬時に次にどのような動きに出るかを判断し、走る方向を決め、足の運び方を決める。このため、脳と頭を同時にフル回転させている。一方、中国の選手のコート上での動きはかなり悠長で、欧州の選手ほどボールを機敏に扱うことができない。

(2)シュートの外れ方の違い

欧州選手権では外れたシュートの多くはゴールポスト(直立方向)からはみ出しているが、中国ではクロスバー(水平方向)を超えるケースが多い。これは昔からの問題であり、シュート力の差が原因のひとつだが、動きにおける要領の善し悪しも影響している。結局は、そこまで訓練されておらず、練習の目標設定が甘いことによる。

(3)試合のリズムの違い

欧州選手権のゲームでは、攻防が入れ替わった瞬間に試合のリズムが急加速に達し、相手に反撃を防ぐ暇を与えない。中国では、パスカットに成功すると同時に反撃が始まるケースは少なく、カットした後あたりを見回す始末で、チームプレイに統一感がなく、素早く動く選手や緩慢な動きの選手などさまざまで、結果的に素早い攻撃に出ることができない。

こうしたさまざまな要因から、中国サッカーの全体レベルは欧州とかなりの差がある。その上、中国はそれを自覚していないため、差は開く一方だ。トップクラスの大会に挑むたびに、中国は落胆し、弱気になる。貴重な学習チャンスが長い間訪れなかったため、中国サッカーはだんだんとエンターテインメント化の方向に走り、サッカーファンとメディアは単に楽しみを追い求めるだけになった。サッカー界の厚顔無恥はますますひどくなり、実力ある欧州選手権については、はなもひっかけない始末だ。

欧州選手権のゲームは芸術的とも言え、本当に見応えがある。中国スーパーリーグが欧州選手権の足元にも及ばないことは如何ともしがたく、好き好んでそのような現状に甘んじている訳でもない。欧州選手権に匹敵するようなサッカーリーグを擁する国は世界中にも少ないが、だからと言って、その他全てはプレイする価値がない、見る価値がない、などと言えようか?日本や韓国などのサッカー後進国がこのような態度を取っていたなら、中国サッカーをあっさりと追い抜くことはできなかっただろう。ワールドカップと欧州選手権だけをお手本にして、2年ごとに中国サッカーを嘲笑しても、何の面白みもない。当然ながら、欧州選手権を目標としてしっかりと学び、最終的に中国サッカー界自身が伸びていくかどうかが肝心だ。(編集/TF)

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