「熱帯病」原因の寄生虫、中国で193種類確認―中国メディア

Record China    2012年6月19日(火) 19時14分

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16日、中国疾病予防抑制センターの王宇主任は熱帯地方でよく見られる「熱帯病」について、原因となる寄生虫が中国国内で193種類確認されていると指摘した。写真は遼寧省大連市の生命の神秘博物館。

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2012年6月16日、新華社によると、中国疾病予防抑制センターの王宇(ワン・ユー)主任は同日、寄生虫感染症など熱帯地方でよく見られる「熱帯病」について、原因となる寄生虫が中国国内で193種類確認されていると指摘した。

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王主任によると、中国では08年、熱帯病の一つである寄生虫感染症・フィラリア症の撲滅に成功。10年には全国一斉の寄生虫感染撲滅運動をスタートしたが、感染源となる寄生虫は、最近も国外から続々と持ち込まれている。特に中国の一部地域における感染率は依然として高く、食べ物など経口感染による病気の爆発的な拡大もみられるという。

熱帯病は人類史上最古の病の一つとして知られ、現在も149カ国・地域、約10億人の健康を脅かしているとみられる。中国では衛生部や上海市などが中心となり、「熱帯病予防研究センター」を設立した。(翻訳・編集/AA)

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