割り勘しない中国人、米国人は「社会主義ってすごいな!」―中国メディア

Record China    2012年6月20日(水) 14時35分

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19日、中国では以前「AA制」(割り勘)が流行したこともあったが、今ではあまり見られなくなったという。写真は北京のレストラン。

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2012年6月19日、中国大手ポータルサイト・網易に12年5月に出版された王老板著「不願説謝謝的人」(ありがとうと言いたがらない人)が掲載された。その一節「AA制」(割り勘)によれば、もともと中国には割り勘の習慣はなく、欧米から取り入れられて「平等」や「自由意志」、「お互いの尊重」を象徴するものとして1980〜90年代に流行した。

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著者が大学生だった頃は、学生はみな貧乏だったが割り勘はせず、旧来通りの“持ち回りでおごる”方法を採っていたが、その後、卒業して社会に出ると割り勘の習慣が浸透してきた。宴会などでわいわい楽しくやっていたのが支払いの段になると誰もが突然理性を取り戻したかのように「みんな、割り勘でいこうじゃないか」となった。

しかし、割り勘は中国人の肌には合わなかったのか、その後この習慣は徐々にすたれていった。ある米国人が中国で割り勘が流行していると聞き、中国で食事をした際に割り勘で支払おうと持ちかけたところ、中国人は誰も割り勘で支払おうとしないことに気づいた。それどころか、誰もが「私が支払おう」と言うのを見て感動し、その話を帰国して親戚や友人に話すと、日頃から割り勘に慣れきった米国人は耳を疑い、誰もが「社会主義ってすごいな!」と感服したという。(翻訳・編集/岡田)

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