ミステリー映画「聴風者」でトニー・レオンが盲目のスパイ、眼ヂカラ封印で神がかり演技―上海市

Record China    2012年6月18日(月) 15時51分

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17日、開催中の上海国際映画祭で映画「聴風者」の発表会が行われ、主演のトニー・レオンらが出席した。

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2012年6月17日、開催中の上海国際映画祭で映画「聴風者」の発表会が行われ、主演のトニー・レオン(梁朝偉)らが出席した。騰訊娯楽網が伝えた。

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「聴風者」は、人気ミステリー作家・麦家(マイジャー)の作品を映像化したもの。麦家の小説はこれまでにもドラマ「プロット・アゲインスト(原題:暗算/06年)」、映画「風声(09年)」など、複数が映像化されてきた。ストーリーの舞台は1950年代の上海で、主演のトニーは盲目のスパイを演じている。

トニーが視覚障害者を演じるのは、これで4回目。まなざしでの演技が特に魅力的とされる彼だけに、その究極の武器を使えない今回の役どころは、非常に苦労したという。同作のためにモールス信号も特訓したが、公開された予告編にも信号を打つシーンが収められている。目を動かさず、一心不乱に信号を打つ様子は、神がかり的な雰囲気さえたたえている。

中国では夏休み映画として、今年8月10日から公開される。撮影中は、役柄への感情移入を持続させるため、古い街並みがそのまま残る上海のバンド地区を早朝散歩していたというトニー。毎朝出会うお年寄りたちは、人気スターの彼が歩いていてもまったく関心がなく、非常に楽だったという。(翻訳・編集/Mathilda

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