Record China 2018年7月5日(木) 6時10分
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4日、韓国・チャンネルAはこのほど、今月から「週52時間制勤務」がスタートした韓国の勤務風景の変化について報じた。写真はソウル。
2018年7月4日、韓国・チャンネルAはこのほど、今月から「週52時間制勤務」がスタートした韓国の勤務風景の変化について報じた。
記事は、同勤務の実施により「休憩時間」に区分される昼食時間を厳守するようになったと伝えている。それだけではない。人々の頭を悩ますのは、屋外にたばこを吸いに行ったりコーヒーを買いに行ったりする時だという。韓国の雇用労働部がこれらの時間を「休憩時間」ではなく「待機時間」つまり「勤務時間」と判断し、勤務中の自由な移動に制約が生じたためだ。
これについて、記事は「労働時間の管理が困難な出張などは依然として基準があいまい」と指摘し、「企業内部の就業規則などを明確に区別すべき」という専門家の見解を伝えている。「飲み会や社内の体育大会を勤労時間とみるかどうか」に対する意見も依然として食い違っており、しばらくは現場の混乱が続くという指摘も出ているとのこと。
これを受け、韓国のネット上では「個人的にたばこはやめてもらいたい。1回の喫煙で最低でも15分かかるし、それなのに『仕事が多い』と不満ばかり」「休憩時間と勤務時間が決められているのに、これまでがあまりにも緩すぎた」「残業など時間外手当をもらうためには勤務時間に忠実に働くのは当たり前のこと」など、記事への反論が目立つ。
ただし、飲み会や体育大会については「飲み会は誰が主幹かによって変わってくるけど、体育大会は業務だと思う」などのコメントも。
その他にも、他国と比較して「米国やカナダでは勤務中の喫煙など考えられない」「米国で感じたことは、勤務時間に集中して働き、時間がきたらすぐに退勤。コーヒーブレイクは少し。ランチタイムは特になく、各自自由に食べている。出勤から退社まで席を離れる人は少ない」「先進国では休むのは休憩時間だけ。今回の制度で正常に戻っただけ」などの声が上がった。(翻訳・編集/松村)
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