Record China 2018年7月3日(火) 7時40分
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3日、サッカーのW杯ロシア大会決勝トーナメント1回戦でFIFAランク3位の強豪ベルギーと対戦した日本は2点をリードしながらも逆転で惜敗。初のベスト8進出はならなかったが、その果敢な戦いぶりに中国でも称賛の声が上がっている。
2018年7月3日、サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会決勝トーナメント1回戦でFIFAランク3位の強豪ベルギーと対戦した日本は2点をリードしながらも逆転で惜敗。初のベスト8進出はならなかったが、その果敢な戦いぶりに中国でも称賛の声が上がっている。
日本は立ち上がりから高い位置でプレスをかけてベルギーの攻撃を封じる。徐々にベルギーが攻勢を強めるも、前半は0-0で折り返す。そして迎えた48分。柴崎岳のスルーパスに抜け出した原口元気が豪快に決めて先制に成功。さらに52分には、香川真司のパスを受けた乾貴士がペナルティーエリア手前から無回転ミドルをたたき込みリードを2点に広げた。
その後は前がかりになったベルギーに徐々に自陣に押し込まれると、69分にフェルトンゲンの折り返しを狙ったヘディングがそのままゴールに吸い込まれ1点を返される。さらに74分にはアザールの左クロスを途中出場のフェライニにヘディングで決められあっという間に同点に。日本も何度かチャンスを作るものの勝ち越しゴールは奪えず。試合終了間際のアディショナルタイム4分に、CKのカウンターから最後はシャドリに押し込まれ力尽きた。
日本の善戦ぶりに中国中央テレビのスポーツチャンネル(CCTV5)は「おめでとうベルギー、そして日本にも拍手を!」「日本は負けはしたが栄誉を手にした。尊敬、そして反省させられる」と称賛。また、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)では、「日本代表」「日本ゴール」「ベルギー絶殺(※終了間際のゴールを指す)」といったワードが次々と上位にランクインした。
以下は、ネットユーザーから寄せられたコメントの一部。
「日本は十分素晴らしかった」
「日本サッカーの発展の速さに感嘆する」
「日本の選手がピッチに伏している姿を見て、思いがけず心が痛くなった」
「日本にはアジアを代表して、より遠くまで行ってほしいと心から思う」
「試合を見た人は、たぶんみんな『残念だった』と思っただろう。何も見てないのにののしるやつはどっか行け」
「試合を見る前は日本に敗退してほしかったけど、試合を見たら勝ち上がってほしいと思った」
「最後には力尽きたけど、今日の日本の戦いぶりは素晴らしかった!」
「この試合で、日本がよく言う『魂』というものが少し理解できた。チームが一丸となって得点を奪った。2-0とリードした後も自らの戦術を堅持した。魂はある種命よりも高い信念。命もこの信念があってこそなんだ」
「日本はとてもとてもリスペクトに値するチーム。もし、各国がこんなプレーができたら、アジアはもっと世界から注目されるだろう」
「感動した!日本サッカーは本当にアジアの光だ」
戦前の予想では圧倒的に不利と見られていた日本。ベルギーメディアは「日本戦はウオーミングアップ」などと報じていたが、そのベルギーをあと一歩のところまで追い詰めた。悔しさに泣き崩れる選手もいたが、日本代表のプライドと意地を見せた試合だった。(翻訳・編集/北田)
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