過去134年間で最も暖かい冬、気温上昇幅は世界平均を超す―上海市

2007年3月1日、この冬の上海市の平均気温が記録に残る134年間で最も高かったことが分かった。

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上海市気象センターの雷小途（レイ・シャオトゥ）主任によると、上海市では90年代から連続して10数年暖冬が続いた。2004年と2005年は暖冬ではなかったが、2006年に再び暖冬が訪れたとのこと。

同センターのデータによると、エルニーニョ現象などの影響を受けて、上海市の昨年12月から今年2月にかけての平均気温は8．1℃で、過去30年間の同時期の平均気温よりも2．6℃高く、上海市の気象観測記録が残る1873年以来最高を記録した。

上海気象センターは、全体的に上海を含む華東地域での高温傾向が顕著だと指摘している。また、上海市の平均気温の増加幅は中国はもちろんのこと世界的な平均水準よりも高いとのことだ。（編集・佐々木康弘）