2018年6月27日、ワールドカップ（W杯）ロシア大会の1次リーグF組第3戦の韓国対ドイツが行われる。2連敗を喫している韓国は、強豪ドイツに2点差以上で勝利し、メキシコがスウェーデンを破れば決勝トーナメントに進出できるという厳しい状況。そんな中、ある韓国メディアが「ドイツが韓国に負けざるを得ない理由」と題する記事を掲載し、注目を集めている。

韓国メディア・国際新聞によると、W杯には「1998年以降の優勝国のほとんどが、次の大会では決勝トーナメントにすら進出できていない」とのジンクスがある。フランスは1998年に自国開催のW杯で優勝したが、2002年の日韓W杯では1分け2敗の無得点でグループリーグ敗退となった。

2006年のドイツW杯で優勝したイタリアも、2010年の南アフリカ大会では2分け1敗でグループリーグ敗退。さらに南アフリカ大会で優勝したスペインも、2014年のブラジルW杯では1勝2敗でグループリーグ敗退となった。

ブラジルW杯の優勝チームであるドイツは今大会ここまで1勝1敗で、韓国戦で決勝トーナメント進出の可否が決定する。

最後に記事は「韓国チームを応援するファンたちはこのジンクスを信じ、ドイツ戦での勝利に期待を寄せている」と伝えている。

これについて韓国のネットユーザーからは多くのコメントが寄せられているが、「ははは。笑える」「韓国人はポジティブだね」「ドイツはジンクスなんて全く怖がっていない。理由は相手が韓国だから」「そのジンクスも今回で終わり」など、ジンクスを信じられない様子。

中には「ファウルの多い韓国チームは前半に退場者を出す。数的不利で戦った結果、0―10で負ける」と予想する声や、「もし韓国がドイツに勝ったら、ソン・フンミン選手の代わりに軍隊に行く（兵役）」と宣言するユーザーも。

一方で「優勝国ジンクスのおかげで韓国が勝利するということか。2点取れなくても、1回はシュートを決めて勝利しよう」「代表選手たちは1％の奇跡を信じて戦ってほしい」「そんなジンクスが！まさか奇跡が起きるのか？」「韓国は絶対にドイツに勝って決勝トーナメントに進む！」など期待や応援する声も見られた。（翻訳・編集/堂本）