中国人観光客がタイで溺死、現地メディア「注意無視して海に?」、遺族「そんなことはない」

Record China    2018年6月27日(水) 7時40分

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25日、海外網によると、タイで中国人観光客の男性が溺死した事故をめぐり、男性の遺族から「現地メディアの報道は事実と異なる」との声が上がっている。資料写真。

2018年6月25日、海外網によると、タイで中国人観光客の男性が溺死した事故をめぐり、男性の遺族から「現地メディアの報道は事実と異なる」との声が上がっている。

この事故はリゾート地クラビの海岸で現地時間19日に起きた。記事によると、現地メディアは「付近のホテルに泊まっていた男性はホテル従業員から『波が大きいから水の中に入らないように』と注意された際、『写真を撮りに行くだけ。海には入らない』と答えた」と報じたそうだ。また、「男性が水中から助け出された後、男性が救命胴衣を着用していなかったことが明らかになった」と男性が救命胴衣なしで海に入ったことを示唆する報道もあり、ネット上には「事故の主な原因は男性の安全意識の欠如」と指摘するコメントも寄せられたという。

ただ、一緒に現地を訪れた男性の妻は海外網の取材に「『注意を無視して海に入り、写真撮影をした』との報道は事実と大きく食い違っている」と話し、「当日は波が大きかったが、ビーチの安全管理はおろそかにされていた。注意を促す旗はなく、ライフガードの巡回も見かけなかった。水遊びをしていた夫は突然の大波で体のバランスを崩し、流されてしまった」と説明。現地メディアの報道に関しては「誰からも注意は受けていない。また、ビーチの管理側も観光客が海に入ることを禁じる措置を取っていなかった」などと反論している。(翻訳・編集/野谷

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