超人気アニメ突然の打ち切り、暴力シーンに関する論争が原因?

Record China    2007年3月2日(金) 9時44分

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中国で大人気を博し、数千万人のファンがいるといわれるアニメが突然打ち切られた。このアニメには「暴力シーンが多い」との意見もあり、そうした批判が原因ではないかとも考えられている。

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2007年2月26日、CCTV(中国中央電視台)は、同局が放送している108話の国産侠客アニメ「虹猫 青いウサギ7侠客伝」を89話目の放送を最後に打ち切りとし、90話からの放送を中止すると発表した。

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このアニメは2006年に中国で大ヒットし、CCTVを含む全国の約800のテレビ局で放送された。漫画本は数か月間で1500万部を売り上げたという中国国産アニメ史上の新記録も作った。このアニメのファンは数千万人いるだろうといわれている。

しかし、フリーライタの劉書宏(リー・シュウホン)さんを始め、少なからぬ人々が、このアニメは暴力シーンが多く、子どもたちに悪い影響を与えるので放送禁止にすべきだと叫んでいた。

今回、突然放送中止が発表された原因はまだ明らかではない。制作側の説明によると、暴力シーンが多いために放送中止になったわけではなく、CCTV局内の番組調整だいうことだ。しかし、数千万人ともいわれるファンらは納得がいかず、インターネットの掲示板には一部の過激なファンによる劉書宏さんを殺したいなどの書き込みも見られる。

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