香川マンU入りで反日問題を持ち出す書き込みに、「時代は変わったんだ」と反撃続々―中国版ツイッター

Record China    2012年6月6日(水) 17時32分

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5日、サッカー日本代表MF香川真司のマンU入りが決定した。中国では「日本人である香川が加入するならもうマンUのファンを辞める」といった主旨の意見も散見されるが、これに対しては同じ中国人からの冷静な反論コメントも多い。写真はマンUファン。

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2012年6月5日、サッカー日本代表MF香川真司のマンU入りが決定した。英プレミアリーグの強豪マンチェスター・ユナイテッドと、現在の香川の所属チームである独ブンデスリーガ・ドルトムント双方が、クラブ間および香川個人との合意を正式に発表した。推定年俸6億円の4年契約。

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同じアジアの隣国として、日本のサッカーにも熱い視線を注ぐ中国ではもちろん、このニュースを大々的に伝えている。“中国版ツイッター”と呼ばれる簡易投稿サイトでも6日午後2時現在、約67万件のコメントが寄せられているが、中には「日本人である香川が加入するなら、もうマンUのファンを辞める」といった主旨の書き込みも散見された。しかし、これに対しては同じ中国人からの反論コメントも多く、その多くが冷静な意見を述べているものなので、ここに代表的なものをご紹介したい。

「愛国心は愛国心、サッカーとは関係ないね。僕は日本チームを愛している!」

「中国人が人間であるように、香川も1人の人間である。みんなが彼を認めているのに、なぜ我々は彼を認めない?これは一考に値する問題だ」

「一部の偽サッカーファンによる主張を見て……彼らの愛国心というものがいかに不気味なものか、よくわかったよ」

「サッカーの話題で愛国問題を持ち出すとは。時代は変わっているんだ。過去にこだわって、朝から晩まで“国恥(=日本による中国侵略)”を語っている奴ら。いいか、香川は何も俺たちに悪いことはしていない。何も悪いことは言っていない。彼はただ、サッカー選手である、それだけだ」

「香川はマンUに入る資格がある、気に食わないやつは黙れ」

「香川の移籍。第一に、これはアジア人の名誉である。第二に、彼には実力がある。第三に、アジア市場がこうして開拓されることはよいことである。第四に、彼がとにかく早くチームに溶け込むことが重要だ。第五に、これを機にマンUは4-2-3-1(=フォーメーションの一種)にトライしてもよいだろう。第六に、現在のマンUにはスタメンとして使える即戦力を雇う力はない。これはオーナーの問題だ。第七に、香川は高い買い物じゃない」

「一部の中国人にとって、このニュースが感情的に複雑だというのも理解できなくはない。しかし、少なくともマンUのファンとしてクラブの為を思えば、香川はチームにとってふさわしい戦力であり、中盤に大きな変化をもたらしてくれる存在だと考える。さらに言うが、マンUはその運営にあたって、一部の限られた地区におけるファンの感情など構っていられないのである」(翻訳・編集/愛玉)

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