2006年の中国内陸部の自然災害による経済損失、約3兆7500億円に―広東省茂名市

Record China    2007年3月1日(木) 20時7分

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2006年、中国内陸部では自然災害が多発し、大きな被害を被ったことが明らかとなった。政府および地方政府が昨年1年間で投入した災害救助関連費は、100億元(約1500億円)だという。

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2007年2月27日、広東省茂名市で「中国災害救助・救済業務および減災・住環境改善プロジェクト現地会議」が2日間の日程で開催された。

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同会議によると、2006年は中国内陸部で自然災害が多発し、災害の大きさと被った損失は過去8年で最も深刻な1年だったことが分かった。政府および地方政府は、災害救助関連の費用として、昨年1年間で100億元(約1500億円)を超える金額を費やしている。調査によると、昨年中国内陸部で起こった自然災害による死亡者数は3186人、救急車などで搬送された人の数は延べ1300万人。農作物の被災面積は4万数千ヘクタールで、このうち収穫できなくなった面積は5400ヘクタール余りに上った。さらに、倒壊した家屋は190万戸以上で、災害による直接経済損失は2500億元(約3兆7500億円)に達した。

会議には中国国家民政部の李立国(リー・リグゥオ)副部長、中国共産党広東省委員会の欧広源(オウ・グアンユエン)副書記ら内陸部の官僚100名以上が出席した。(翻訳編集・小野恵子)

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