4か月の地道な捜査が実を結び、「トラ密輸組織」を検挙―黒竜江省牡丹江市

Record China    2007年3月1日(木) 17時23分

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2007年1月20日、黒竜江省牡丹江市の海林市公安局は、トラ密売組織を検挙。写真はその時の押収品だ。この検挙は、4か月の地道な捜査を続けた成果で、この日45万元(約675万円)でトラの皮や骨が売買されようとしていた。

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2007年2月28日、黒竜江省牡丹江市の海林市公安局の警官が、押収したトラの皮を公開した。

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この警官の話によると、海林市公安局では4か月もの間、トラの皮などを密売する組織の捜査を続けていたという。2007年1月20日の夜、ついにトラの皮や骨を売買している組織の検挙に成功し、150万元(約2250万円)相当のトラの皮1枚と骨41個を押収した。

検挙されたのは穆稜市に住む劉(リウ)他2名。2004年2月からロシアで商売を営んでいた彼らだが、経営不振により資金が底をつきた。そのため3人は、新商売として「トラの皮や骨の売買」を思いついたという。その後彼らは、1人10万元(約150万円)を出し合い、そのお金で1頭の東北虎の皮と骨を買って中国に密輸した。2006年10月にはその買い手が見つかり、45万元(約675万円)で売買が成立、しかしその取引の日に公安にご用となった。

 

警官は、「手がかりをつかみ、一気にこの組織を検挙することができた。4か月という長い期間の情報収集の成果だ」と、話していた。(編集・饒波貴子)

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