陳光誠氏の兄が北京で弁護士に支援を求める=息子の克貴氏が殺人容疑で取り調べ中―英メディア

Record China    2012年5月25日(金) 8時22分

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24日、渡米した盲目の人権活動家、陳光誠氏の兄、陳光福氏が北京で弁護士に面会し、獄中の息子、陳克貴氏への支援を求めている。写真は陳光誠氏。

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2012年5月24日、中国の人権派弁護士の証言によると、渡米した盲目の人権活動家、陳光誠(チェン・グアンチョン)氏の兄、陳光福(チェン・グアンフー)氏が北京で弁護士に面会し、獄中の息子、陳克貴(チェン・カーグイ)氏への支援を求めているという。英BBCが伝えた。

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陳光誠氏の東師古村脱出後、現地当局は陳光福氏の家宅捜索を行った際、陳克貴氏が刃物で地元当局者を負傷させたとして、「故意殺人」の容疑で逮捕した。

陳克貴氏の妻、劉芳(リウ・ファン)氏によると、丁錫奎(ディン・シークイ)、斯偉江(スー・ウェイジアン)弁護士に弁護を依頼しているが、沂南県留置所は当局が弁護士2名を選定済みであるとして、両弁護士による介入を拒否しているという。

丁弁護士はAP通信に対し「陳光福氏は自分との面会を求め、陳一家も弁護を希望している」と語り、現在現地政府と交渉中であることを明かした。

陳光福氏は東師古村を離れた後、両弁護士と連絡を取っているが、陳光福氏によると、東師古村では監視員が増え、警備は厳しさを増しているという。

すでにニューヨークに到着している陳光誠氏もこの事件について憂慮をみせている。米国の人権団体「対華援助協会」の傅希秋(フー・シーチウ)代表は、陳光誠氏との面会後ロイター通信に対し、「陳氏は甥に対する報復的懲罰を強く懸念していた」と語った。(翻訳・編集/長河)

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