列車転覆事故で運行を中止していた路線、9時間ぶりに運行再開―新疆ウイグル自治区ウルムチ市

Record China    2007年2月28日(水) 17時9分

拡大

2007年2月28日、新疆ウイグル自治区ウルムチ鉄道局の情報によると、事故により閉鎖されていた南疆線路は28日11時57分、9時間ぶりに運行を再開した。

(1 / 5 枚)

2007年2月28日、新疆ウイグル自治区ウルムチ鉄道局の情報によると、事故により閉鎖されていた南疆線路は28日11時57分、9時間ぶりに運行を再開した。

その他の写真

この事故は、28日2時5分、新疆ウイグル自治区ウルムチ市からアクス (阿克蘇)地区へ走行中の列車・5806便が大きな砂嵐に遭遇し、脱線・転覆したもの。この列車が走行していた南疆線路には毎日4本の列車が通っている。事故に遭ったウルムチ市からアクス地区に向かう路線のほか、ウルムチ市からカシュガル市、コルラ市、陝西省西安市への3本。

今回列車の脱線・転覆事故が起こった場所は、トルファンの珍珠泉から紅山渠に至る42km地点付近。ここは強風がよく起こる場所として知られている。調べによると2001年春にも12級(風速32.7〜36.9m/秒)の風がこの近くに停車していた列車に吹きつけ、11両が転覆する事故が起きている。地元にある風速観察所のデータによると、今回の事故当時の風速は13級(風速37.0〜41.4m/秒)だった。(編集・佐々木康弘)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携