2018年6月15日、台湾に誕生したアイドルグループのTPE48に、スタッフへの給与未払いが発覚し、少女たちの夢がついえてしまうのではないかと話題になっている。聯合報が伝えた。

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今年2月に第一期生メンバーが決定し、5月にも正式デビューが報じられていたTPE48。しかしその後、デビューに関する情報が聞かれないまま6月に突入していた。そんな中、運営会社の熙曜娯楽有限公司（TPE48 Entertainment）が15日現在、すでに3カ月にわたってスタッフに給与を支払っていないことが明らかになった。さらにスタッフそれぞれが立て替えていた諸費用についても未払いであり、総額は300万台湾ドル（約1100万円）を超えるという。

熙曜娯楽有限公司は、台湾企業とAKB48グループを運営する株式会社AKSによる合資会社。なお、給与の未払いによって当初は約20人いたスタッフのうち、すでに半数が離職しているとのこと。また、メンバーたちの所属契約にも毎月の給与支払いが明記されているが、これまで支払われたのは1回のみ。TPE48のネット番組「梯批壹村」についても、制作費が支払われていないことが分かっている。

聯合報では15日、記者が熙曜娯楽有限公司の羅振雄社長に電話で連絡を試みたものの、応答はなし。これとは別に、電話に出た同社スタッフは今回の件についてコメントを拒否している。（翻訳・編集/Mathilda）