北朝鮮、妨害電波は1日18時間=膨大な電力を消費して海外放 送を遮断―北朝鮮

Record China    2012年5月14日(月) 6時31分

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11日、米放送局ラジオ・フリー・アジアは、北朝鮮政府が住民の海外放送受信を遮断するため、1日18時間にわたって妨害電波を発信していると報じた。写真は北朝鮮の住民

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2012年5月11日、米放送局ラジオ・フリー・アジアは、北朝鮮政府が住民の海外放送受信を遮断するため、1日18時間にわたって妨害電波を発信していると報じた。

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北朝鮮の情報サイトを運営しているマーティン・ウィリアムス氏によると、北朝鮮は海外放送の受信を遮断するため、一日18時間にわたって妨害電波を発信しているという。

ウィリアムス氏は、「北朝鮮の言論環境の変化に関する研究」というセミナーで、自身の観察を基に、「北朝鮮の関係当局が膨大な電力と資源を使って米国や韓国から北朝鮮に向けた国際放送を遮断しているのは、番組が北朝鮮社会に影響を与えていることの証左だ。国際放送を受信しているのが数百人程度であれば、電力不足の中、10〜15の周波数に対して妨害電波を発信するはずがない」として、北朝鮮当局は海外番組の情報が口コミで広がり、社会に影響が出るのを懸念していると述べた。

また、ウィリアムス氏は、「同じ時間帯に異なる周波数の北朝鮮向け番組を増やせば、当局が妨害電波を発信しても、住民の受信できる番組はさらに増えるだろう」と語った。(翻訳・編集/長河)

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