強制立ち退きが原因か?!女性が県政府のビルで自爆=死者3人、負傷者14人―雲南省昭通市

Record China    2012年5月11日(金) 13時55分

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10日午前9時ごろ(現地時間)、中国・雲南省昭通市巧家県の県政府オフィスビルで爆発事故が発生した。これにより3人が死亡し、14人が負傷した。

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2012年5月10日午前9時ごろ(現地時間)、中国・雲南省昭通市巧家県の県政府オフィスビルで爆発事故が発生した。これにより3人が死亡し、14人が負傷した。新華社通信が伝えた。

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目撃者によると、立ち退き協議を結ぶため、県政府に呼ばれていた女性は、県政府で立ち退き料の話し合いの時に身に付けていた爆薬を起爆させたという。

今回の爆発事件の前である4月17日、同県政府職員は住宅の強制取り壊しが原因で、同県の村民に暴力を働き、その結果、村民が死亡するという事件が起きている。今回の爆発事件との関連性は分かっていないが、近年中国の地方政府と現地住民は、強制的な立ち退きや取り壊しに関して幾度となく衝突している。

この事態に中国の最高裁判所は2011年5月に地方政府に対して強制的な立ち退きや取り壊しによる事件を防止するよう、緊急通知を出している。(翻訳・編集/内山

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