韓国の大学病院でセクハラ・パワハラが長年横行、女性看護師らが被害訴える―中国メディア

Record China    2018年6月12日(火) 12時40分

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11日、韓国の国立大学病院で看護師に対するセクハラやパワハラが長年にわたって横行していることが明らかになった。資料写真。

2018年6月11日、韓国の国立大学・全南大学校の付属病院で看護師に対するセクハラやパワハラが長年にわたって横行していることが明らかになった。環球網が伝えた。

韓国・聯合ニュースによると、韓国の労働組合・全国民主労働組合総連盟(民主労総)の全南大学校付属病院支部は5月31日、病院内での人権侵害に関する調査報告書を発表。院内の看護師250人の大部分がパワハラ被害を訴えた。

清掃や荷物移動、除草、駐車場の誘導など看護師本来の業務とは無関係の作業、イベントへの強制参加、理由のない非難や罵倒といったパワハラ行為が長年にわたって続いているという。また、セクハラや性的暴力の被害に遭っていたと主張する女性看護師は33人に上る。

業務上の安全対策にも多くの問題があると指摘されている。病院から医療用手袋やマスクの使用を制限されるほか、院内感染への対策が不十分で感染リスクにさらされることも少なくないという。

人材不足も深刻で患者への即時対応が難しく、医療事故がいつ起きても不思議ではない状況にある。組合は病院に人員増強を求めているが、病院側は何の対策もとらないままだという。(翻訳・編集/岡田)

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