Record China 2012年5月11日(金) 11時11分
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8日、韓国ヒュンダイ(現代)自動車の北京工場で火災が発生し、生産が全面的にストップした。工場の完全復旧には約1カ月を要し、3万台の生産減となる見通しだ。写真はヒュンダイ自動車北京工場。
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2012年5月8日、韓国ヒュンダイ(現代)自動車の北京工場で火災が発生し、生産が全面的にストップした。工場の完全復旧には約1カ月を要し、3万台の生産減となる見通しだ。台湾・今日新聞が報じた。
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火災の発生地点は北京市順義区林河工業区の第1工場の塗装ブース。目撃者によると、塗料に引火して火の手が上がったという。従業員はすみやかに避難し、死傷者は出なかった。
火は2時間後に消し止められたが、自動車塗装の中心ラインが停止したことで、工場は一時的に完成車の生産が不可能となった。第1工場ではヴェルナ、エランタ、ソナタなど、中国市場における主力車種を一日平均1300台生産している。
現代自動車は、7月に竣工を予定している北京3工場の塗装ラインで、第1工場の自動車を塗装し、その後再び第1工場に運んで他の工程を完成させる措置をとる。これにより今週末には工場が再開でき、販売への影響は小さいとされるが、林河にある第1、第2工場は楊鎮の第3工場から約20キロ離れており、生産工程の連携に困難が伴うことが予想される。
報道によると、北京工場は現代自動車最大の海外生産基地で、昨年第1、第2工場では計74万台を生産した。年間生産量40万台の第3工場が竣工すれば、中国での現代自動車の総生産量は100万台を超えるとみられている。(翻訳・編集/岡本悠馬)
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