Record China 2018年6月10日(日) 11時50分
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9日、韓国の文在寅大統領が12日に開催される米朝首脳会談に合流する可能性は今のところ希薄とみられているが、終盤のサプライズ招待の可能性はまだ残っているという。写真は文大統領。
2018年6月9日、韓国・SBSは、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が12日に開催される米朝首脳会談に合流する可能性は今のところ希薄とみられているが、終盤のサプライズ招待の可能性はまだ残っていると伝えている。文大統領は週末のスケジュールを全て空けている状態だという。
韓国大統領府の関係者は、現在の状況は待機中としながらも、特に安全保障室を中心に普段の週末より勤務人員を増やし状況を注視していることを明らかにした。
韓国政府は、国家安全保障室の南官杓(ナム・グァンピョ)第2次長を10日、シンガポールに派遣する。トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が10日、シンガポールに到着する状況から、大統領府は日程上からも文大統領の会談合流は難しいが、会談の進行状況に応じて終盤のサプライズ招待の可能性はあるとみており、そのための準備を整えているという。トランプ大統領が後続の会談に言及したことから、韓国大統領府は米朝会談の結果をもとに米朝韓など後続の会談を準備する構想を立てている。
この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「大統領がスケジュールを空けていることからして、米朝韓首脳会議があるんじゃないか」「専用機のスケジュールも確保してあるのかな?」など、文大統領が首脳会談に参加すると予想する意見に加えて、「朝鮮半島統一につながる会談なのに、肝心の韓国の大統領は出席できず、他国によって全てが決められる」と、自国大統領の首脳会談参加予定がないことを憂える声が寄せらた。
その一方で、「国内が大変な時に、シンガポールに行っている場合か」「文大統領が行かなくても大丈夫だと思うぞ」「文大統領の気持ちは分かるが、会談に参加しても役に立ちそうにない」など、文大統領の首脳会談参加に否定的な意見もみられた。
その他に「あまりにも今回の米朝首脳会談に期待しすぎだ」とするコメントもあった。(翻訳・編集/三田)
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