「失業者工場」になった欧州の大学、債務危機の影響色濃く―中国紙

Record China    2012年5月5日(土) 18時20分

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2日、中国青年報は、欧州の大学が「失業者工場」に変わったと報じた。欧州債務危機の影響は深刻で、経済が好調なドイツでも新人研修のコストを削減するため中途採用にシフトする企業が目立つという。写真は英国の大学。

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2012年5月2日、中国青年報は、欧州の大学が「失業者工場」に変わったと報じた。

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もともと欧州では若年層の雇用が不足していたが、債務危機がさらに拍車を掛けることになった。欧州では最も経済が好調なドイツもまたその例外ではない。債務危機以後、新人研修のコストを負担したくないと、企業は中途採用にシフトする傾向が目立っている。

債務危機が最も深刻なギリシャでは、新卒学生の過半数が仕事を見つけられていない。スペインも同様で、複数の不動産関連企業の倒産により大量の失業者が生まれ、新卒学生が職を探すどころではない。

フランスではインターンになるためには在学生であることが条件。少しでもキャリアを積もうと大学卒業後に別の学校に入学してまでインターンを探す人までいるという。たとえ職が見つかったとしても、非正規雇用契約が増加していることも問題となっている。(翻訳・編集/KT)

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