最高人民法院、女性富豪の死刑判決を差し戻し=ネット世論に配慮か―中国

Record China    2012年4月22日(日) 13時15分

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2012年4月20日、集金詐欺罪で死刑判決が下されていた呉英被告に対して、中国最高人民法院は死刑を認めず、高等人民法院での審理差し戻しを言い渡した。写真は2009年4月、金華市中級人民法院の裁判に出席した呉被告。

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2012年4月20日、集金詐欺罪で死刑判決が下されていた呉英(ウー・イン)被告に対して、中国最高人民法院は死刑を認めず、高等人民法院での審理差し戻しを言い渡した。多維網が伝えた。

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呉被告は女性富豪として知られ、高利を約束して11人から7億7000万元(約99億7000万円)の資金を集めたが、約半分が返済不能となった。裁判中、呉被告は多数の官僚と癒着し賄賂を渡していたことを暴露。死刑判決は口封じ目的ではないかとの見方も広がった。

中国のネットでは「民間貸借(個人同士の貸借)なのに、なぜ詐欺罪として死刑になるのか」との批判が広がったほか、法律専門家からは経済犯罪で死刑という量刑は重過ぎるとの指摘もあった。(翻訳・編集/KT)

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