Record China 2012年4月20日(金) 18時27分
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20日、領海問題をめぐって緊張関係が強まっている中国とフィリピンについて、比国防相は、「アリが象を傷めつけることはできない」と発言した。写真は中国・海南省博鰲(ボアオ)から見た南シナ海。
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2012年4月20日、領海問題をめぐって緊張関係が強まっている中国とフィリピンについて、比国防相は、「アリが象を傷めつけることはできない」と発言した。今月初旬より、南シナ海海域のスカボロー座礁で、中国漁船を拿捕しようとしたフィリピン海軍の沿岸警備艇と中国海軍の海洋巡視船が対峙する中、米比合同軍事演習も進行中だ。環球時報の報道。
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フィリピンのガズミン国防相は先日、「アリ(=フィリピン)が象(=中国)を傷めつけることなどできようか?」と発言した。同時に、フィリピン政府は「領海問題以外の分野で中比関係に影響なきように」と表明している。
「国民は政府の行動が、すべての国民の利益を守るためのものだと理解するだろう。国民の協力を得て、我々が不当な仕打ちを受けているということを世界に知らしめることだ」―ガズミン国防相はこうも発言している。
ただ、政府の姿勢はもっと穏便なものだ。総督府方面では「スカボロー座礁の問題は現在も大きく解決に向かっているわけではないが、これが多方面にわたる二国間関係に影響するべきではない」「幸い、両国とも話し合いを通じた解決に努めている。このまま緊張関係が深刻化することなく問題は解決すると信じている」と見解を示している。(翻訳・編集/愛玉)
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