北京の1軒目住宅購入は27歳、平均年齢が先進国を大きく下回る=日本は42歳―中国メディア

Record China    2012年4月19日(木) 6時13分

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17日、1軒目住宅購入者の平均年齢は北京市が27歳、英国が37歳、ドイツと日本が42歳であることが分かった。写真は北京で開催された住宅説明会。

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2012年4月17日、中国青年報によると、中国不動産最大手「鏈家地産」市場研究センターと光大銀行が2010年にまとめた報告書から、1軒目住宅購入者(ローン)の平均年齢は北京市が27歳、英国が37歳、ドイツと日本が42歳であることが分かった。人民網日本語版が伝えた。

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中国の若者が不動産購入を急ぐことで、どのような結果が生じているだろうか。調査によると、「若者の生活の負担が増加し、生活水準が下降する」が67.3%で1位となり、「不動産購入を焦る風潮が深刻化する」が58.0%で2位、「若者の心理的プレッシャーが増大し、やる気が低下する」が56.4%で3位となった。

中国の若者の多くが住宅購入を急いでおり、大学卒業後すぐに購入するケースも珍しくない。中国青年報社会調査センターはこのほど、民意中国網と題客網を通じ、1万9869人のネットユーザーを対象に調査を行った。その結果、84.1%が「卒業後すぐに住宅を購入した若者が身近にいる」と回答した。

回答者のうち、80年代生まれが53.8%に達した。37.3%が北京・上海広州などの大都市に生活し、30.7%が中都市の市民だった。55.7%が住宅を所有しており、13.2%は住宅を所有していないが、今年購入を予定しているとした。31.1%は住宅を所有しておらず、今年も購入の予定がないと回答した。

調査結果によると、若者が住宅購入を急ぐ主な理由は「結婚に必要」(69.5%)、「住宅保証制度に不備があり、安心感が得られない」(50.2%)、「住宅の賃貸料が高く、居住環境が不安定」(49.1%)となった。

その他の理由には、「不動産の急騰」(44.9%)、「生活の質の向上」(34.4%)、「若者の間で富を張り合う風潮がある」(29.2%)、「両親からの支援」(25.1%)、「投資の需要」(14.9%)などがあった。(編集/TF)

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