独名門企業を買収した中国の雄=世界進出に弾み―米華字紙

Record China    2012年4月12日(木) 21時55分

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10日、米華字ニュースサイト・多維網は記事「三一重工、『ドイツの先生』を買収」を掲載した。今年1月に世界的なニュースとなった三一重工によるプツマイスター買収の意義を評している。写真は遼寧省瀋陽市の三一重工工場。

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2012年4月10日、米華字ニュースサイト・多維網は記事「三一重工、『ドイツの先生』を買収」を掲載した。

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1月31日、中国建設機械大手・三一重工は、コンクリートポンプ車世界大手であるドイツのプツマイスターの買収を発表した。プツマイスターは2002年には世界のコンクリートポンプ車市場で45%のシェアを誇った大企業。2007年に最高益を上げたが、2009年から業績が急落し、売却を摸索していた。

結局、売却先となったのは中国の三一重工だった。同社は中国市場の急成長を背景に今や世界的な建設機械メーカーへとのし上がった。プツマイスターも中国市場への進出を図り、上海市に工場を建設したが、獲得したシェアは2%(2011年)と苦戦していた。

一方、三一重工も成長を続けているとはいえ、売り上げの90%は中国市場で上げたもの。社員6万5000人のうち海外駐在者は3000人にすぎず、今後の世界展開が課題だった。買収によって三一重工はプツマイスターの技術とブランド、そして海外販路を獲得し、世界展開に大きな弾みを付けた。(翻訳・編集/KT)

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