博物館を訪れる中国人が増加、原因は中産階級が増えたから?

Record China    2007年2月24日(土) 11時46分

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中国では昨年1年間に全国各地の博物館を訪れた人の総計が1億5000万人に達した。現在中国では政府の政策として博物館の数が増え続けており、2015年までには中国全土に3000館の博物館ができる予定だ。写真は中国最大の博物館・故宮博物館。

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2007年2月24日に発表された中国国家文物局の統計によると、昨年中国各地の博物館に訪れた見学者は合計1億5000万人を超えたとのことだ。これは、中国の全人口の1割以上が1年間に何らかの博物館を訪れたことを意味する。

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約20年前の1978年には中国全土の博物館の総計は349館だった。2004年には1552館まで増加し、ここ数年は急激な増加が見られ、現在は約2300館を数える。中国政府の計画では2015年までに中国全土の博物館を3000館まで増やす予定だ。

イギリスのマスメディアはこうした報告を受けて、「これまで中国人は日曜日の午後に博物館で過ごす習慣がなかったが、中産階層が増えるにつれて博物館を訪れる人も増えているのだろう」とコメントしている。

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