Record China 2018年5月24日(木) 0時30分
拡大
22日、新浪軍事は、海上自衛隊と中国海軍の護衛艦について比較する記事を掲載した。資料写真。
2018年5月22日、新浪軍事は、海上自衛隊と中国海軍の護衛艦について比較する記事を掲載した。
記事は、「海上自衛隊のたかなみ型護衛艦は、戦後に最も多く建造された汎用護衛艦だ」と紹介。「当時中国は、中国海軍最強と言われた052C型駆逐艦が進水したばかりのころで、艦隊の主力はロシアから購入したソヴレメンヌイ級駆逐艦と一部の国産ミサイル駆逐艦だったが数は多くなく、深セン号駆逐艦はわずか1隻建造されただけで、多くの中国軍事ファンは中国海軍の将来を悲観していた」とした。
「これと比べ、たかなみ型護衛艦は建造数が非常に多く、5隻も建造された」と記事は紹介。「2006年までにすべてが就役し、高性能の動力や滑らかな外形の船体、米式の設備、米海軍の経験を継承していることなどのため、多くの中国軍事ファンがうらやましく思った」と伝えた。
しかし記事は、「2008年に054A(江凱型フリゲート)の就役以降、たかなみ型にとって強力なライバルとなった」と主張。「32セルの垂直発射システムを有しており、中距離対空ミサイルHQ16(紅旗16)及びその派生型ミサイルを発射できるが、たかなみ型は射程距離の短いシースパローしか発射できない」と指摘した。
このシースパローについて記事は、「中国のHQ7ミサイル(紅旗7)と同様のミサイルだが、命中率ではHQ7ミサイルは0.94であるのに対し、シースパローは0.75だ。性能的にはHQ7に全く及ばない」とした。さらに「対艦ミサイルでもたかなみ型は90式対艦ミサイルを装備しているが、その射程距離は120から180キロで、054AのYJ83(鷹撃83)対艦ミサイルの射程距離220キロには及ばないため、反撃は難しい」と主張している。
最後に記事は、「中国海軍は052D型ミサイル駆逐艦を大量に建造しているほか、1万トンクラスの駆逐艦055も進水している」と指摘。しかし、「日本の海上自衛隊も新たに22隻の艦艇を建造して旧型と入れ替える計画があり、この計画が実行されると、中国海軍の新たなライバルとなるだろう」と結んだ。(翻訳・編集/山中)
この記事のコメントを見る
Record China
2017/12/29
2018/5/21
2018/5/17
2018/5/18
2016/4/11
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら
業務提携
Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る