2012年4月9日、人民網日本語版によると、中国で泥棒を捕まえて足蹴にした女性が話題となったが、学生ではなくたまたま居合わせた警察官だったことが分かった。

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武漢理工大学で両腕を背後にねじ上げられ、女性に足で踏みつけられているうつ伏せに倒れた中年男性の姿が先ごろ報道された。男性を踏みつけているのは女性で、説明タイトルには「武漢理工大学東院で窃盗犯を逮捕」と書かれていた。

この写真がマイクロブログで広まり、女性が紫の服を着ていたことから「紫衣女侠」と名づけられ、正体に関心が集まっていたところ、「紫衣女侠」の正体が警察官で、以前は湖北省水上運動管理センターのボート選手だったことが判明した。事件発生時に同大学でテニスの練習中だったこの女性警察官の熊さんは、「泥棒を捕まえて！」という声を聞き、コーチを務めていた武漢理工大学体育教師の白宏炎（バイ・ホンイエン）さんと一緒にテニスコートを飛び出して窃盗犯を捕まえたという。（編集/TF）