人民網日本語版 2018年5月22日(火) 18時50分
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中国の飲食デリバリーサイト「Elema」はこのほど、食べられる箸を発表した。これは小麦粉とバター、氷砂糖、牛乳、水で作られており、麦・抹茶・紫芋味の3種がある。保存期間は10カ月で、ごみとして廃棄した場合でも1週間内に分解される。
中国の飲食デリバリーサイト「Elema」はこのほど、食べられる箸を発表した。これは小麦粉とバター、氷砂糖、牛乳、水で作られており、麦・抹茶・紫芋味の3種がある。保存期間は10カ月で、ごみとして廃棄した場合でも1週間内に分解される。杭州日報が伝えた。
材料だけみると、箸の形をしたクッキーのようだ。「Elema」はこの「食べられる箸」で人々の興味と話題を集めている。
実は、インドのBakeys社は2016年に食べられるスプーンを発売した。その売りとなっているのは「エコロジー」だ。開発者のNarayana Peesapaty氏によると、この製品の原材料はコーリャンで、生産に必要なエネルギーはよく食器に使用されるPET(ポリエチレンテレフタレート)、EPS(発泡スチロール)、PLA(ポリ乳酸)を大きく下回る。生産コストが疑問視されていることについて、Peesapaty氏は「生産コストは100セットあたり4ドルで、一般的なプラスチック製と比べ高いが、生産量を拡大できれば同程度まで引き下げられる」と回答した。
Bakeysの発表によると、2016年4月18日までに、同社はこのスプーンを417万本販売した。すでに1500万人以上のインド人がプラスチック製の代わりに食べられる食器を使っている。これはまさに朗報といえるだろう。
商業的に見ると、製品のコストを十分に引き下げ、さらにエコロジーの理念を宣伝できれば、経営者がこれを試みない理由はないのではないだろうか。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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